通常、レコーディングといえば、スタジオ内で、規則的に流れるクリック音(メトロノームのようなもの)をヘッドフォンで聴きながら行われるのが主流。
しかし、「ねむぴあの」は、生のピアノが生み出す、空間を飛び交う目には見えない音の広がりや、感情から溢れる揺らぎを可能な限り聴く方に感じて頂きたくて、ホールを借り切ってのレコーディング方式にて、そして愛の周波数と言われる444hz(528hz)にてミキシングされています。
長浜ホールはとても変わった作りで、舞台の後ろ、音響版を開くと緑まぶしい中庭が見えるというとっても珍しい、素敵なホール。
森の中で弾いているような不思議な感覚を味わえて、
ねむぴあののレコーディングには、ここしかない!と
入った瞬間思わされた、大変素晴らしい空間でした。
電子楽器のように、小節ごとのつなぎや、編集、ピッチの調整などが出来ないため、レコーディングは大変苦労し、完璧な演奏などからは程遠い仕上がりですが、
まさにその日、その時に生まれた人間らしい息づかいの音たちを、ライブで聴くかのように味わって頂ければ幸いです。
日本工学院卒業後、レコーディングエンジニアとして様々な
制作に携わり、平原綾香・クリスタルケイ・忌野清志郎
福山雅治を始め、レコーディング・ライブで携わったメジャー
ミュージシャンは100名を超える。様々な方面に造詣が深く
舞台監督・PAエンジニア・サウンドプロデューサーなどの他
ディレクション、アレンジなども手がけ厚い信頼を置かれている